投資や保険をどれにしようか迷っていませんか?それらを比較検討する前に、社会保障制度の確認はしていますか?国民として既に持っている保障制度を知っておけば、比較検討だけでなく、加入しなくてもいいかもしれません。投資や保険を検討中の人におすすめの記事となります。
投資や保険を比較検討する前に、社会保障制度のことを知っておこう!
なぜ投資や保険を検討しているのでしょうか?
投資を検討中の人は、老後の資金準備など、資産を増やすことが目的の場合が多くなり、
また、保険を検討中の人は、病気やケガで入院した時の費用や、万が一の時の遺されたご家族の生活費など、不測の事態が起きた時に対応することが目的の場合が多いでしょう。
それらの目的を考えた時に、最初に必ず知っておかなければならないのが、「社会保障制度」です。
みなさんが考えている心配事は、もしかすると、「社会保障制度」で既に解決しているかもしれません。
それなのに、別で保険や投資を検討してしまうのは、もったいないのです。
社会保障制度にはどんなものがある
私たちの生活を守ってくれるセーフティネットの役割があります。生涯にわたって生活を支えて、基本的な安心を与えてくれています。
社会保障制度は大きく分けて4つ。
- 社会保険:生活が困ってしまうような、病気やケガ、出産、失業、障害、老齢、死亡などに対して一定の給付を行ってくれる、国の強制保険。
- 社会福祉:障がい者や母子家庭など、ハンディキャップを負っている人を支援する制度。
- 公的扶助:生活に困窮している人に生活保護として最低限の生活を保障して、自立を促す制度。
- 保健医療・公衆衛生:人々が健康に生活するために行う予防や衛星のための制度。
この中で、特に「社会保険」が、投資や保険をカバーしてくれる可能性が高いです。
先に社会保険のことを知ろう
社会保険とは、基本的には、自営業であれば、「国民健康保険」と「国民年金」。会社員であれば、「健康保険」と「厚生年金」、「雇用保険」や「労災保険」。40歳以上の人は「介護保険」も入ってきます。
たとえば、投資を検討している人の場合は、先に、上記の「年金」が、将来いくらもらえる予定であるのかを、知っておく必要があります。
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また、保険を検討している人の場合は、「健康保険」の、医療費が高額になった場合に、医療費に上限額がある「高額療養費制度」を知ると、新たに保険を加入しなくてもいいかもしれません。
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年金についても、実は保険としての力を持っているので、どんな力があるのかを知っておけば、必要以上に新しく保険に加入する必要性は低くなるでしょう。
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もともと持っている制度を、まずは知ることが大切です。それでも心配事をカバーできない時に、投資や保険をあらためて検討してみてはいかがでしょうか。
《編集後記》
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