保険の解約を考えた時に、必ずチェックしておきたいポイントをまとめました。

保険の解約を考えたら

新型コロナでの緊急事態宣言も39県で解除されることが決定されましたが、まだウィルスを抑えることができているのかわかりません。

そのような中で、少しでも支出を抑えていくことをお考えの人も多いことでしょう。

固定費を削減する場合、一般的によく見直されるのが生命保険などの保険商品です。

ただし、あらゆる商品のなかでも、生命保険という商品は、少し特殊です。自分が欲しいと思って、すぐに手に入るモノではありません。

保険の解約を考えている方は、その前に、必ず下記のポイントはチェックしておいてください。

解約前のチェックポイント

本当に不要かどうか、しっかりと考える

保険は加入時に、健康状態の告知が必要です。加入した時は健康だったとしても、解約を考えている今は保険に加入できる健康状態なのか?

また、解約を検討している保険は、何のために加入していたのか?今までを守るため?それとも、将来の万が一のため?いつのために加入しているのかを、再考してみてください。

見直しの場合は、新しい保険が始まるまでは解約しない

もし別の保険に替えようと考えている場合は、新しい保険の効力が発生する(責任開始する)までは、絶対に解約しないでください。

がん保険の見直しの場合は、特に注意が必要です。ほとんどのがん保険は、90日間効力が発生しないため、がん保険見直しの理想的な形は、90日間両方加入しておくことです。

全部解約しなくてもいいかも

保険は、主契約(本体)と特約(オプション)で成り立っていることが多いです。全部解約しなくても、特約のみ解約するだけでコストを抑えることができる場合もあります。どういう組み合わせになっているのかは、確認しておいたほうがよいでしょう。

解約以外にも方法はある

保険料を抑えたくて、解約を考えているなら、減額払い済みも検討してみましょう。

減額とは、保障額を下げること。たとえば、1,000万円の死亡保障の生命保険に加入していた場合、その保証額を1,000万円から500万円に下げることを減額と言います。保険料は単純計算で、ほぼ半分になります。保険商品によって、減額できる場合とできない場合があること、最低の保証額が決まっている場合があったりしますので、必ず保険会社や代理店に確認してください。

払い済みとは、保険料の支払いを止めてしまうことです。貯蓄タイプの保険商品でできる場合が多いです。もちろん、まだ後10年支払う予定だったものを、今止めてしまうと、もともとの保証額よりは下がってしまいますが、解約せずに、今後の保険料も払わずに、保障を持っておくことができます。払い済みもできる場合とできない場合があるため、必ず確認してみてください。

お宝保険の可能性も

貯蓄タイプの保険の場合、過去に加入したものの方が利率は高いことが多いです。今の低金利の時代を考えると、そのような高金利の商品はどこにも存在しないため、お宝保険と言われています。せっかくの高金利で、かつ、あと少しで支払い終わる予定であれば、なおさら最後まで持ち続けてほしいと思います。

まとめ

保険は、年齢とともの保険料が変わり、性別でも保険料が異なります。また、同じ年齢でも、加入できる、保険料が割り増しになる、加入できない、など、誰でも同じように加入できるわけではありません。

保険の解約を考えている場合は、今一度、本当に解約しても大丈夫かどうか、しっかりと考えてみてください。

しっかり考えて大丈夫だとわかったら、一日でも早く解約手続きを進めてください。保険料を無駄に支払うのはもったいないですので・・。

 

 

《編集後記》
小学校が1週間早くはじまることになりました。
息子もやっと友達に会えるのでよかったなと
思う反面、自宅で仕事をしていたので、
こんなにもずっと一緒にいれたことはなかったので
なんだか寂しい気持ちもありますね・・・。