コロナの影響がいつまで続くかわからない今、ちょっとでも家計のダイエットをしておきませんか。

新型コロナがどこまで続くのかわからない今、少しでも家計の支出を抑えておきたいところです。

今回は、火災保険と地震保険について、見直せるところがないか、見ていきましょう。

自然災害が増えている

ここ数年で、ゲリラ豪雨のような大雨や、台風での洪水・暴風など、全国各地で自然災害の数が増えています。

コロナ時代で少しでも支出を抑えたいところに、このような自然災害が起きてしまったらと考えると心配になります。

自然災害の被害を補償してくれるのが、火災保険です。火災保険というと、「火」のイメージがあると思いますが、住宅の自然災害や泥棒に入られた時の盗難での損害、誤ってモノを壊してしまった時の損害なども補償してくれます。

ご自身で加入している火災保険がどこまでに範囲の補償があるのか、この機会に確認しておくことをおすすめします。

自然災害というと、地震を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ただ、地震については、火災保険ではカバーされていません。地震での損害については、地震保険が補償してくれることになります。

火災保険火災落雷・破裂・爆発、風災ひょう災雪災水災、飛来・落下・衝突、水濡れ、盗難、破損・汚損など
地震保険地震津波噴火地震による火災

私も2年前の台風で少し損害があったのですが、火災保険でしっかりと補償してもらえました。

洪水など身のまわりの災害リスクについては、下記のサイトを参考にして、どこまで補償を付けるかを検討してみてください。
ここでリスクが0%だからといって、100%安心というわけではありません。異常気象などで様々な自然災害が増えてきていますので、あくまでも参考程度にご活用ください。

火災保険も地震保険も値上っている

損害保険会社の想定外の自然災害(ゲリラ豪雨や竜巻、大型の台風など)が増えてきており、昔よりも火災保険の保険料は引き上げられています。

直近では、2019年10月に保険料は全国平均で5~10%上がっています。2020年度中にもさらに引き上げられる可能性が高いようです。

地震保険についても、東日本大震災後、2014年に震源モデルの見直しが行われて、大幅に保険料を引き上げる必要があることがわかりました。

ただ、一気に値上げると負担が大きくなるため、3段階に分けて改定していく形になっています。2017年と2019年に保険料の改定が行われ、来年2021年1月に3段階目の改定が行われる予定です。

都道府県によって、料率が変わります。保険料が上がる地域と下がる地域がありますので、代理店等に確認してみてください。

ちなみに、地震保険はどこの保険会社で加入しても、金額は全く同じです。

まとめ

今後のことを考えると、保険料が上がってきているので、可能であれば長期(火災保険は最長10年、地震保険は最長5年)で加入しておくことをおすすめします。長期契約しておくと保険料改定に影響されません。また、長期割引もあり、少し保険料を抑えることができます。(※保険会社各社で火災保険を最長5年に短縮する検討が始まっています。)

まずは、加入している火災保険・地震保険のチェックをしてみましょう。

  • 自然災害の補償があるか確認する
  • どこまでの補償をカバーしておくか再検討する
  • 不要な補償やオプションがあれば取ることも検討する
  • 長期契約も検討してみる

 

 

《編集後記》
先日、臨時休校が延長になったことによる
追加教材を学校でもらってきました。
夏休みの宿題と似ていたのですが、ふと考えると
3月上旬からGW明けまでなので、夏休みよりも
長かったことに気づきました。
ちゃんと規則正しい生活をさせないと・・。