保険は「安心を買う」ものと、よく聞くのではないでしょうか?確かに、万が一のことがあった時のことを考えると、安心であることは間違いありません。ただ、その安心感に安心してしまうと・・・。保険加入を検討している人や既に加入済みの人に読んでいただきたい記事となります。
保険で「安心を買った」ことに、安心してはいけない
保険で、万が一のことに備えることは大事なことです。
私も、家族のために、生命保険やがん保険など、必要な分だけは加入しています。
ただ、これで安心というよりも、一回も使わずに済んだ方がいいと思って持っています。
一部例外もあります(お葬式代のために加入している終身保険など)が、万が一があった時に保険金や給付金を受け取ったとしても、万が一の状態になること自体が大変だからです。
たとえ保険に加入したとしても、「これで安心だ」と思うだけでなく、普段から健康的な生活を送るなど、「使わずに済むこと」も考えておくことが大切です。
保険は使わずに済んだ方がいい
保険の相談あるある((例)がん保険の場合)
・知り合いからがんのことを聞いて心配になり、がん保険の検討
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・まずは、がん自体のことを知る
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・がん保険がどんなものかを知る
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・いつまで、どれくらい、どんな保障が必要か検討
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・自分が必要な保障がある商品を絞り込む
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・絞り込んだ商品を比較・検討
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・保険料とのバランスも考え、決定。加入。
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・自分の希望する保険に加入出来て満足!
以上が、かんたんな、がん保険加入の流れとなります。
この流れを踏まえて、よくある気をつけておきたいポイントを見てきます。
●あれもこれも必要以上に保障をつけてしまう
⇒保険の話ばかりしていると、万が一のことばかり考えてしまい、不安な気持ちが大きくなって、その不安をカバーするために、保障も大きくなってしまいがちです。
あくまでも、その保障がなかったら大変になってしまう分だけで大丈夫です。
●機能や価格の比較に夢中になってしまう
⇒機能(保障)については、自分が必要なものだけで十分です。機能の比較ばかりしていると、こっちの方がいい、あっちの方がいいとなってしまいがちですが、自分にとって不要な機能(保障)はいりません。
価格については、安いということは、何かしら機能(保障)が低いと思って間違いありません。安さを追い求めて加入して、いざというときに、足りなかったら加入した意味がありません。
また、高額だからといって、自分にとっていいモノであるとも限りません。自分にとって不要な機能(保障)がたくさんついていれば、その分の保険料を支払うこと自体がもったいないことになってしまいます。
●検討の末、希望する商品に加入出来て、安心してしまう
⇒これで、「がんになっても大丈夫」と思って安心してしまうことも多いです。
が、「がんにならないこと=がん保険を使わずに済むこと」が大切です。
これをしたら絶対にがんにならない、ということはまだわかっていませんが、リスクを抑えることはできるのではないでしょうか。
ストレスを減らしたり、睡眠をしっかりととったり、食生活を見直したり、禁煙したり、運動したりなど。
まとめ
今回は、がん保険を例に見ていきましたが、新しく加入を検討する時には、上記のことを思い出していただければと思います。
また、できればすぐには決めずに、数日置いてみて、考えてみることもおすすめです。
もちろんその場合、保障の開始が遅れてしまいますので、その点だけは十分お気を付けください。
《編集後記》
今日は午前中とあるオンラインセミナーに参加。
難しい内容なのに、話も資料もとても分かりやすかった。
内容だけでなく、伝える側としての学びも非常に大きい
素晴らしいセミナーでした!